世界を変えるアイデア展に行ってきました

本日も本社/営業部 販促スタッフよりお届けします。


先日、「世界を変えるアイデア展 ―めざせ!未来のノーベル賞― さわって体感!開発途上国で輝く“アイデア品”大集合!」に行って来ました。

この展示は、JICA(国際協力機構)が主催している無料イベントで、インフォマティクスも協賛しています。盆中の暑い日でしたが、桜木町に出かけた折に訪れてみましたのでリポートいたします。20170817_1

このイベントでは、世界で活躍するデザイナーをはじめ、研究者や日本の中小企業、開発途上国で暮らす子供たちの発明品が展示されていました。発明品は、開発途上国での厳しい生活環境をアイデアで変えていこうというコンセプトのもと、様々な個人や企業によって考案されたものです。

キャッチフレーズは“世界を変えるアイデア品大集合”、JICAプラザよこはまの2Fギャラリースペースが展示会場です。それほど規模は大きくないものの、作り手(個人や企業)の頑張りがいたるところに散りばめられており、感動の空間を創り上げていました。

展示スペースのゲートをくぐって真っ先に目に入るのが、ジェラード・カダンゴくんの手作り風車(写真左端)です。20170817_3ジェラード君は、アフリカ南東部にあるマラウイ共和国の「ンサナマ村(日本語での発音は難しい!)」の高校生。村には電気が通っておらず、学校で教わった電気にいたく感動し、自家発電を思い立ったそうです。この風車、廃材であるブリキの羽や自転車のホイールで出来ており、細やかな工夫や地道な努力がにじみ出ています。そう遠くない将来、彼のこうしたアイデアや科学に憧れる思いがアフリカを変えていくかも知れないなと思いました。

日本は、さまざまな社会問題が表面化してきて将来に不安を感じる人も多いようですが、JICAによる今回のイベントを通して、まだまだ世界には日本とは比較にならないような過酷な環境でもたくましく生きている人がとても多いのだなとあらためて感じました。他にも、アフリカの食料問題を解決するために日本の研究者が開発した、病気や乾燥に強い品種の米、日本の企業が開発した、こぐだけで水を浄化する浄化自転車など、ユニークなアイデアの発明品が目につきました。

もう1つ驚いたのが、XO(エックスオー)PCの展示です。XO-1は子供でもすぐに使えるノートブックPCで、2005年の世界情報社会サミット(チュニジアのチュニスで開催)で、当時の国連事務総長コフィー・アナン氏、そして、弊社と深く関わりのあるニコラス・ネグロポンテ氏がプロトタイプを考案した製品です。

パッと見は親しみやすいかわいいデザインですが、ボディは頑丈ですし、電気が通じていない場所でも使えるよう太陽電池にも対応しています。さらには、ビデオやマイク、タッチパッドはもちろん、長距離Wi-Fiまで備えた優れもの。さすがはMITメディアラボ創設者のネグロポンテ教授。一般に出回っているPCとは異次元のコンセプトで作られた発明品です。もともとの目的からしてまさしく世界を変えるアイデアから生まれた製品なわけですが、まさかここで出会うとは思いもよりませんでした。20170817_5

さて、この展示には「地域防災能力向上のための情報システム ― 統合型GIS“GeoCloudジオクラウド”」というテーマで弊社も出展しています。台風や豪雨など自然災害が頻繁に発生するフィリピンでは、減災・避難対策が急務です。地理情報をコンピュータ上で分かり易く表示できる弊社のGISシステムを使うことにより、災害リスクを理解し的確な対策を立て、災害発生時には安全かつ効果的な避難誘導が可能となります。少しでも多くの方に利用いただき、災害から人々の命や暮らしを守る一助となればという思いから開発されました。“GeoCloudジオクラウド”は、フィリピンのパンガシナン州で実証実験を兼ねて導入され、現在本格運用中のGISシステムですが、このたびこの企画展に参加することとなりました。20170817_2

他にもご紹介したいアイデア製品はたくさんあるのですが・・。皆さま、横浜にお出かけの際にはぜひお立ち寄りになってみてください。展示スペースはコンパクトながら、未来の世界への熱い思いがたくさん込められた大きく深いイベントでした。(→イベントのチラシはこちらからご覧いただけます。)

同じ建物の3階には、みなとみらいの素敵な景色を見ながら色々な国のランチやディナーが楽しめるカフェレストラン「Port Terrace Cafe(ポート テラス カフェ)」があります。お値段もとてもリーズナブルでおススメなので、こちらもぜひ!(本社/営業部 T.K.)