2019年 年頭のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
2019年最初の広報室ブログは、三原社長からのご挨拶です。


皆さま、新年明けましておめでとうございます。

2019年、穏やかな新春を迎えました。数字遊びをしながら、興味ある話題を書き連ねてみました。

1. 一とは原点、一とは自分

『《正》というのはね、「一に止まる」ということです。
「一を守る」それが正。
それでは一とは何でしょう?
一とは原点、一とは自分、一とはこのわたしです。
自分が人間としての原点に止まる、それが正。
自分が人間としての原点を守る、それが正。
自分が自分の原点に立ち帰る、それが正です。
そして、自分が自分の原点に立ち帰る月、それが正月です。
つまり、自分が自分になる月、それが正月。
自分が自分になるということは、人間としての、本来の自分になること。(以下省略)』
これは相田みつを氏(詩人・書家)の言葉ですが、正月と原点を考えるヒントになると思います。

「一から始める」とか「ゼロからの出発」という表現がありますが、ゼロが一になるのはどんなタイミングなのでしょうか?人は、生まれた時は0歳で、1年経って1歳になりますが、自分や会社の原点を考えると、歳の数ではないように思います。私の場合、おそらく自分というものができ上がったのは高校から大学にかけての時期で、その間(15歳~20歳ぐらい)の経験がベースになっているのだと思います。

インフォマティクスが誕生したのは1981年9月27日ですが、この会社らしいアイデンティティを持つようになったのはいつなのでしょうか?「空間情報システム」の商標が登録されたのが1997年12月12日、「インフォマティクス」の社名の商標登録は2003年1月31日です。この頃が、「空間情報を科学する」会社という原点が形成され、明確化された時期ではないかと思います。この2つの強い言葉を繰り返すことで、会社の活動の軸が明確になってきているように思います。そして、その原点を見据え、将来の変化に対応する力が常に試されてきたのだと感じています。

2. 2次元・3次元、X Y Z

実際に見ている3次元の現実を図面や画面上に表現するのが2次元です。CADでもGISでも、3次元の世界を2次元で表現しなければならず、そのために考えられた幾何学がコンピュータで表現され、逆に2次元で3次元が理解できるような解を作り出してきました。3次元でそのまま表現できるようになったホログラムや3Dプリンターの技術も存在します。

空間情報の世界では、位置を特定していく技術研究がやはり重要で、準天頂衛星により位置精度は格段と向上していますが、正確な特定、内部空間の位置特定などを利用したサービス提供が求められています。

3. 三原色、R G B

三原(私)の色に染めていきたいという個人的野望は脇に置き、視覚による空間認識において色彩と形状は最も重要な要素です。RGB(赤、緑、青)の組み合わせで色が変化し、RGB100%の混合で白になる。黒はゼロで、白は一ということになります。テレビのモニターは、画素の一つ一つにRGBを組み合わせて色を表現しています。

Piranesiというレンダリングのソフトウエアは、3次元をレンダリングして生成されるRGBのほかに奥行や材質などの情報を付加しているために、圧倒的に使いやすい「リ・レンダリング」を実現しています。捨てられていたRGB以外の情報を残すことにより、ソフトウエア開発のブレークスルーを生み出した良い例だと思います。

4. 4Kテレビ

テレビやパソコンなどは、走査線の数、画素数(ピクセルの数)によって、実空間を表現する精細さの度合いが異なります。

通常のパソコンは、画素数1280*1024程度で利用していますので、1K。ハイビジョンテレビは画素数が1920*1024なので、2K。放送が開始された4Kテレビは4096*2304です。既にビデオ機器は4K対応になっており、新しいチャンネルとして認知されているYoutubeでは多くの4K動画が公開されています。解像度が上がることで、奥行感が視覚的に認識でき、一層リアリティのある映像を見ることができるようになりました。次に控えている8K放送で、更に現実感は増していくでしょう。

5. 5G(第5世代移動通信システム)、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)

2020年に開始予定の5G通信は、現在の100倍もの大容量データの転送を可能にします。放送、モバイルサービスなどは、格段に進歩することが予想されています。米国と中国の覇権争いなど政治的な報道も多くありますが、一般ユーザにとっては、ネット社会のサービスを一層享受できる時代となります。

それは、五感のうち視覚と聴覚へのデータ転送が実現していることを意味しますが、その他の触覚、味覚、嗅覚の伝送が可能になるかどうかも興味深いところです。(個人的には、論理思考からは遠い第六感的判断をしているケースが多いので、私の周辺にいる人は十分気を付けるべきだと思いますが。)コンピュータ的には、機械学習などによる予知能力の向上を上げるケースもあります。

ラッキー7、末広がり8、苦しい9など、数字に関わる表現は多数存在しますが、これまで運に恵まれた人生を歩んできた私は、これからも末広がりで!と願っています。

今年一年が良い年となりますよう、皆さまのご多幸とご活躍を祈念しています。

2019年 亥年

株式会社インフォマティクス 代表取締役社長
三原 正一