CES 2019 視察レポート

本日は本社 事業開発部 AEC技術スタッフからお届けします。


1月8日~11日の期間、米国・ラスベガスで開催された「CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)」に参加しましたのでレポートいたします。

CESは4,500を超える出展企業、150以上の国から180,000人以上の参加者があるといわれる、世界最大規模の最新テクノロジーの祭典です。50年以上の歴史を持つイベント(第1回は1967年に開催)で、当初は家電メインでしたが、最近ではテクノロジー全般へと変わってきています。新製品・新技術や開発中の試作品なども多く出品されており、参加対象はメディア関係者のほか、バイヤーやメーカー開発者など業界関係者のみだそうです。

東京ドーム5個分といわれる巨大な会場に、スマート家電、モバイル機器、自動車、ロボティクス、IoT、AI、AR/VR/MRなどのさまざまなテクノロジーが集結していました。とにかく広大な会場に多数の展示があり、全部はとても回り切れなかったのですが、印象に残ったものをいくつかご紹介します。

入ってすぐのところにあったHypervsn社の3Dディスプレイ。ホログラムを使ったディスプレイ展示はカッコよくて目を引きました。

スイスのブースでは建築系、ドローン、自動車関連の各企業がまとまって出展していました。私たちが行った時はちょうどドローンの耐風デモンストレーションをしていました。(最後は台風のような強風が吹いて、ドローンは大丈夫でしたが説明員の人は立っているのも説明するのも少し苦しそうでした。)ジョグコントローラーを使ってのデモ映像や、空飛ぶ宅急便としての活用法についての説明もありました。

今回ドローンを展示していた企業は約90社あったとのこと、注目度が高い分野であることがわかります。人が乗れるタイプのものや巨大なドローンも展示されていました。

Bosch社のブースはコネクテッドサービス機能を備えた電気自動車(シャトル車両)のコンセプトカーをはじめ、さまざまなスマートソリューションを展示。ロボット芝刈り機もありました。(芝を刈るロボットとは、いかにも海外のメーカーらしい発想ですね。)


Intel社のブースは空に絵を描くことができるドローンを展示。多数のドローンの光で夜空を彩り、アート的な演出ができるのだそうです。見てみたいですね。

自動運転車の展示も多数あり、GoogleのブースでもGoogle Assistant搭載の自動運転車が展示されていました。(Googleは一番目立つ所に野外広告を出していたり、大規模なブースを構えるなど、今回大きな存在感を示していました。)キッチンブースではGoogle Assistant搭載のスマートディスプレイを活用した軽食作りのデモも行われていました。

LG Electronics社は、コンベンションセンター入り口近くに位置する自社ブース全体を巨大な曲面ディスプレイで覆い、色鮮やかな自然風景の映像を流して来場客を引き寄せる演出をしていました。とにかくすごい迫力で圧倒されました。

かわいらしいロボットの展示もありました。人間が拍手すると一緒に拍手するロボット「Big Clapper(ビッグクラッパー)」とフクロウ型監視カメラロボット「Ulo(ウーロ)」。Uloは目がキョロキョロ動いて表情が変わります。

会場内の展示時間は17:00までだったのですが、軽食サービスを提供しているところは16:00過ぎになると閉まっていたり、ブースも16:30近くになると片付けて帰り支度を始めるところもあちこち見られ、スタッフが終了時間いっぱいまでブースにいる日本の展示会とは違うなと感じました。

今回は入社して初めての出張で、初めてアメリカ本土に行ってまいりました。日本でも、日々大小さまざまな展示会が開催されていますが、CESが特に注目されるのは、世界的なトレンドを拾うことができるということにあると思いました。今はまだ消費者レベルにまでは実用化されていない自動運転、XR、ドローンの3本柱が今後10年でどこまで伸びるのか、どう生活を変えていくのか、世界の期待が感じとれました。展示会は数あれど、2年に1度は行くべきイベントだと思いました。(本社 事業開発部 T.U.)